猫は貴重な書物とともにやってきた?

書遊庵・澄月の活動

猫と貴重な書物の関係を知っていますか。

皆さま、こんにちは。
書遊庵・澄月です。

中国から漢字が伝わったことはとても有名です。
その時に大切な書物を守るために渡ってきた動物がいたことを知っていますか。

とっても身近な動物ですよ。

ずばり! 「猫」です。

同じく身近な犬は縄文犬とか弥生犬とかいたようです。
が、猫についてはよくわからない(弥生時代頃の遺跡から猫の骨?らしきものが出たことが有るらしいく、この頃には日本固有種がいたかも)そうです。

一説では、猫は、奈良時代、中国からお経を書いた経典(きょうてん)を船で運ぶ時に一緒にやってきたんですって。

どうやって?
大切な経典がネズミにかじられるのを防ぐためだったんです。

貴重な経典を猫が守ってくれていたんですね。
遥か遠い遠い時代、舟路しかない時代、いつ沈没するかわからぬ大変危険な旅の中、猫に守られながら日本にたどり着いた貴重な書物の数々。

書という文化を大切に守っていきたいなあ。と思います。

ちなみに澄月は自由気ままな猫が大好きです。