くつろぎの空間を演出する掛軸
筆文字をデザインする、書遊庵・澄月です。
掛軸は、平安時代頃から日本で楽しまれています。
当時の掛軸のほとんどは仏画だったようですが、その後、山水画や書作品も掛軸としてたのしまれるようになったようです。
現代では、掛軸の人気は、日本の方よりも海外の方に移っているように感じています。
今回もお客様は海外の方です。
出来上がりサイズは145×45センチ程です。
現在では使用されていない変体かなを多用し書いていきます。
掛軸を飾る予定の部屋のクロスの色やフローリングの色を伺い、表装にはどのような色味の布地が良いか、お客様の要望を伺い、決めていきます。
今回の揮毫料は7,000円(別途消費税)です。
紙のサイズを変更しながら多数書いたものの中から数枚を選びお客様に選んでいただきました。
表装のお色味は、グリーンをベースに春らしい仕上がりを希望されておられます。
どんな風に仕上がるか楽しみです。